
500台×30営業日の粗利はどれだけぶれる?30 Seedの実測分布
結論から言うと、今回の架空条件では30日粗利の平均が-90,655,477円、中央値が-88,855,000円でした。30 Seedすべてがマイナスでしたが、これは実在ホール一般の損益ではなく、本シミュレーターの既定3スペック・等価交換・フル稼働・既定回転率を固定した場合だけの結果です。
執筆:パチプローズ編集部 · 確率式とシミュレーター実装を照合して構成
運営者の旧実戦ブログ「稼動日記と日々のアーカイブ」↗この記事の要点
- 30日粗利は最小-109,760,800円から最大-68,083,100円まで、同条件でも約41,677,700円の幅が出た
- 中央50%はP25の-94,520,900円からP75の-86,131,450円に収まった
- 全Seedがマイナスでも、実在店の粗利や次回の損益へ一般化できない。機種構成・交換率・回転率を変えれば分布も変わる
MEASURED DATA
30日累計粗利の実測分布
Seedごとの30日累計粗利30点を小さい順に並べ、R-7線形補間で分位点を算出しました。マイナスはモデル上のホール側損失です。
| 指標 | 30日累計粗利 | 読み方 |
|---|---|---|
| 平均 | -90,655,477円 | 30 Seedの算術平均 |
| 中央値(P50) | -88,855,000円 | 半数がこの値以下・半数が以上 |
| 最小 | -109,760,800円 | ホール側損失が最大のSeed |
| P05 | -106,425,650円 | 下位5%点 |
| P25 | -94,520,900円 | 下位25%点 |
| P75 | -86,131,450円 | 上位25%側の境界 |
| P95 | -82,783,560円 | 上位5%側の境界 |
| 最大 | -68,083,100円 | ホール側損失が最小のSeed |
P05・P25・P50・P75・P95は30 Seed内の位置を示す数値ラベルです。色だけで大小や良否を表していません。
検索質問への短い答え
500台を30日動かしても、同じ機種構成・回転率・交換率なら同じ粗利にはなりません。今回の30 Seedでは平均-90,655,477円、中央値-88,855,000円、最小-109,760,800円、最大-68,083,100円でした。
日次900点の粗利は最小-6,994,820円、最大2,351,580円でした。30日合計が全Seedでマイナスでも、日単位ではプラスの日が含まれます。
検証条件と再現方法
架空のレインボー本店を10島×50台の500台とし、甘デジ150台、ライトミドル150台、ミドル200台を配置しました。1台1日2,200回転、30営業日、稼働率100%の比較用フル稼働で、1 Seedあたり3,300万回転、30 Seed合計9億9,000万回転です。
貸玉と交換率は甘デジが1円貸し・1円交換、ライトミドルとミドルが4円貸し・4円交換です。実効千円スタートは甘デジ65.751回、ライトミドル18.179回、ミドル17.015回。理論ボーダーは順に74.717回、15.808回、16.519回で、既定釘レベルは−4、+5、+1です。
Seed範囲はSEO-HALL-20260724-001〜SEO-HALL-20260724-030です。各台の乱数はホールSeedと台IDから導出し、本体のSeededRandomとsimulateMachineBatchで30日を連続実行しました。
- 使用機種:架空の甘デジ・ライトミドル・ミドルの既定3タイプ
- 台数:500台(150台・150台・200台)
- 営業日数:30日、1台1日2,200回転
- 試行:30 Seed、合計9億9,000万回転
- 集計:平均・中央値・最小・最大・P05・P25・P75・P95
実測結果:平均だけでは幅を読み落とす
30日粗利の中央50%は-94,520,900円〜-86,131,450円でした。平均だけを見るより、半数が入った幅を併記したほうが同条件の通常範囲を把握しやすくなります。
P05は-106,425,650円、P95は-82,783,560円です。30 Seedは分布の輪郭を見る最低限の反復であり、5%点や95%点を精密なリスク限界とみなすには不足します。
なぜ全Seedでホール側マイナスになったのか
今回の実効回転率は、ライトミドルとミドルで理論ボーダーを上回っています。等価交換かつフル稼働でその状態を30日続けたため、モデル上は遊技者側に有利な期待値が積み上がりました。これは抽選の異常ではなく、固定した回転率条件から説明できます。
それでもSeed間で約4,168万円の差が残りました。500台をまとめても、大当り、RUSH、LTの発生順序と出玉分布の偶然差は消えません。台数と日数を増やすと割合は安定しやすくなりますが、金額の絶対差がゼロになるわけではありません。
この検証で分かること・分からないこと
分かるのは、本シミュレーターの既定3スペックを指定条件で連続実行したときの粗利分布です。Seedを変えた同条件比較、平均と中央値の差、日次と30日累計の振れ幅は再現できます。
分からないのは、実在ホールの営業利益、特定機種の実機挙動、実際の客付き、持ち玉比率、景品原価、人件費、賃料、税、設備費などです。簡易モデルの粗利を実在店の決算や将来予測へ置き換えることはできません。
本結果は実戦結果や利益を保証しません。回転率・貸玉・交換率・機種構成の入力を変えた場合は、今回の表を流用せず改めて複数Seedを実行してください。
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検証資料と関連ガイド
FAQ
よくある質問
Q. 500台なら30日粗利はほぼ同じになりますか?
いいえ。今回も最小と最大で約4,168万円の差がありました。全体比率は安定しやすくなりますが、有限回の金額差は残ります。
Q. 30 Seedすべてマイナスなら実際のホールも赤字ですか?
分かりません。今回の架空スペック・等価交換・回転率・フル稼働だけの結果で、実在店の費用や営業条件を含みません。
Q. JSONから結果を再計算できますか?
できます。Seed別30日集計と各日データを保存し、テストで日次合計・分位点・先頭Seed初日の本体エンジン再実行を照合しています。